釜石生まれで盛岡在住の男が、岩手のニュース・イベント・観光・スポーツを紹介します。
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2014年08月26日 (火) | 編集 |
秋が来たのかなあと思わせる、今日の盛岡です。吹く風は涼しく、
夏のものではないですね。

思えばここ数年、この時期はまだ暑くて。ようやっと北国らしい秋を
迎えるのか、それとも、また気温が上がったりするのか。

自然には逆らえないことを、実感する日々です。


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今日書くのは、岩手のイベント等に関するものではなく、あくまで私的なつぶやきです。

そんなわけで、追記に書きます。

今年もアイツの命日がやってきた。去年もそうだったけど、迎える日はどうして
も眠れない。これを書いている時間は、草木も眠る丑三つ時。
外からはそよぐ風の音と、虫の声が響いている。

高校の頃、2年間同じクラスだった友がいました。震災があってから、修学旅行の
写真を見直してみると、アイツと一緒の写真がたくさんあることに気付かされます。

学校で目立つ存在だったアイツと、おとなしいタイプだった俺。周りの人たちは、
どうして俺とアイツがつるんでいるのか、わからなかったと思う。

何不自由なく育っている環境の人には、ますますそれはわからなかっただろう。
俺とアイツはそれについて一度も話さなかったけど、たぶんお互い同じ気持ちを
持っていたと思う。今となっては、誰に話すこともないことだけど...
あまりにも遠い、多感な頃の話。

時が過ぎ、全く違う道を歩み始めた。卒業後に連絡を取り合うこともなく。それは
俺の方に理由があったのだけれど...迷い道を歩いていたから。どこに行くかも
わからずに。

岩手に戻ったのは、恐らく俺のほうが少し早かった。でもそのことに気づいたのは、
戻ってから二十年近く経った日のこと。仕事で足繁く通った時期もあったのに、
会うことはなかった。今思えば、これが縁というものなのかもしれない。

お互い元気で頑張っていればいい。そう思って生きていた。しかしその後俺は、
深刻な病に倒れる。

奇跡的に病から生還し、長く勤めた仕事も変わった。なかなか平穏な日がやって
こないでいたある日、震災がやってきた...俺はある方面からの依頼で、支援物資を
持って釜石に入ったのが一週間後だった。その時アイツは一生懸命、被災した方々の
お世話をしていたらしい。それを知ったのは、随分後のことになる。

釜石のことがとても気になってはいたけれど、俺には遠い昔に世話になった方々が
東北各地にいたために、あちこち出かけていた。なかなか会う機会を作れずに
いたけれど、そのうちいきなり行ってびっくりさせようと思っていた。
何せ卒業から三十年近く会っていないわけで...

テレビで何度か見たアイツは変わっていなくて、嬉しくなった。頑張ってんなあ...
俺は俺のやれることをやろう。それがアイツが発したメッセージと聞いたから。
いつでも会えると思っていた俺のバカさ加減を、のちに後悔することになろうとは...
本当にバカだと思ったし、今もそう思ってる。

そんなアイツが亡くなったことを知ったのは、亡くなってから4ヶ月ぐらい経った
冬の日の事だった。それも俺の住む街で。信じられない思いで、雪がたくさん降る中、
図書館に行って新聞をあさった。何度も何度も見返した。そこにある名前を、嘘だと
思いたかった...

ブログやFacebookをやっていることも知り、震災後にどんな思いでいたのか、どんな
働きをしていたのか。いろいろなことがわかった。アイツらしい動きだなと思った。

遠いところに行ってしまって、もう2年。いつかは俺もそこに行くのだろうけど、
もう二度と会えないんだなという気持ちと、そこで会えるのかな?という二つの
気持ちがあります。

自分の中で消化できなかった思いは、仏教の本を読んで、少しだけ救われたような
気がします。会えるのかもしれないと、そんなことを思うようになりました。

それは、往相還相という考えに触れたからです。一般的には、浄土に往かれた方が、
再びその地に舞い戻り、苦しむ人々を助けるといったことのようです。アイツが
そうやって戻ってくるのかもしれない。体は戻ってこなくても、思いは残り、昇華して
いくものだと...

人の生きる道は、結局一本道なんだと思います。寄り道や迷い道に行くことが
あっても、自分の信じる道に戻っていく。そこをずんずん進むしかない。アイツも
そうだったんだと思う。

今朝東の方角に向かって、手を合わせました。いづまでも泣ぐな!とアイツが
言っているような気がしました。実際に泣いてはいないけれど、心は泣き続ける。
俺はお前とそこが違う。それでいいんだと思う。

誰にも変われないお前がいなくなったけど、一人ひとりが信じた道を行くしかない。
その積み重ねが復興につながっていくと思う。お前の考えていた復興とは全く
違う結果になるとしても、それでも進むしかない。

この数年、一生忘れらないことがたくさんあった。悲しいことや苦しいこと、人の
冷たさにも出会った。しかしそれだけじゃない。人のありがたみに、心が震えた。
過ぎ去った悲しい思い出は、忘れるのが美徳とか、心の健康のためにとか、
いろいろアドバイスをいただいた。それは少しだけわかってる。これも、往相還相に
触れたから。

この往相還相は、この世で死に、生まれ変わる。人生や考え、悪い記憶。
それを一旦捨て去って、新しい人生を始める。活き活きと生きる。そんな意味も
あるといいますし。

俺は俺の信じた道を行くことにしました。誰がなんと言っても結構。きっとお前は、
頑固なオメらしいな!と笑うだろう。いつかどこかで、邂逅する気がしてならない。
願望にしか過ぎないし、できるわけもないことはわかっているけど、そう思い続ける。

あれからよく、高松の池に行くようになりました。水のある場所で空を見ていると、
アイツの言葉が聞こえてくる気がして。夜になると、お月様を見上げることが
多くなりました。あそこにアイツがいて、見ていてくれるような気がして。

サイモン&ガーファンクルの歌に、Old Friendsというのがありますね。70歳になったら
云々の歌ですが、そんな風にベンチで一緒に座ることはなくなったけど、俺の心から
アイツの姿が消えることはない。

できることなら、この歌詞にあるように、共に過ごした記憶は色褪せないまま、
人生の終わりを待つ恐れをそっと分かち合うしかない。お互いニヤっと笑いながら、
言いたかったな...

焼きそばができる時間に食堂に行って、10分しかない休み時間にしょっちゅう一緒に
食べたことや、学校サボって祭り見に行ったり、3年生の頃は試合に出るふりしながら、
新人戦見に行ったりしたっけな。

体育祭の騎馬戦用に、めちゃくちゃなものを仕込んでいたお前を、俺は笑いながら
見ていたっけ。クラスで揃いのTシャツ作ったり。企画→実行が好きだったお前は、
本当にリーダー向きだったよね。

俺はアイツから、ラグビーのことをいろいろ教えてもらった。
震災後にあの頃買った、ラグビーマガジンが出てきて、またお前を思い出した。
卒業前のクラス対抗のラグビーとか...

俺はアイツに何もしてやれなかったな...やっぱり今でも、あの頃と変わらない
アイツの姿が焼き付いている。

思い出というやつは、やっぱり学校から始まるんだな...そんなことを思う
夏の終わりです。

テーマ:日記
ジャンル:日記
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